【楽ではないけど】文系未経験から現実的にデザイナーやエンジニアになる方法

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今回は、文系出身で未経験から現実的にデザイナーやエンジニアになる方法を参考程度のレベルでまとめておきます。

完全未経験からCGデザイナーになった実体験だったり、WEBエンジニアの教育事業になども関わった経験からお話できればと思っています。

 

手に職をつけたかった

最初にぼくの話をさらっと書いてみます。ぼくは大学では法律などを学び、その後新卒で商社の法人営業を経験しました。詳細はこちら。

 

僕が大企業超絶ホワイト商社を辞めた理由

 

仕事自体はそれなりに達成感のあるものでしたが、漠然と時代の流れから手に職(IT周りの何かを自分で作り出せる力)をつけたいなと思って在職中にデジハリの3DCGコースを受講(1年で100万前後)しました。

 

情報が少なすぎる

その当時ぼくの不安は、本当に未経験からデザイナーになれるのかということでした。CGは特に情報も少なく、ブラックボックス化していました。(今はyoutubeやnote、Twitterで多くの方が情報を発信していい時代だ…)

今回は実体験を元に未経験からデザイナーやエンジニアになる方法を書いてみようと思います。

予め申し上げておくと、簡単ではないが事実としてやるならこうなるというイメージで参考程度に読んでみてください。誰かのヒントになれば嬉しいです。

 

学び方

1. 独学

まず最初にみんな大好き「独学」ですが、これはPCに関する素養によって異なるかなと思います。

  • Youtubeのチュートリアルを真似して、デザイン作品を作ってTwitterにアップしている。
  • Qiitaの記事を参考に自分なりにアプリケーションを作成したことがある。
  • Udemyでチュートリアル動画をほとんど息を吸うかのようにやっている
  • エラーが出ても海外のQ&Aサイトを参考に解決できる。質問もしてしまう。

上記のことを違和感なくできている方は、独学で問題ありません。本なりネットなりで出てくることをやってメンタとかでフェードバックもらって、さっさとポートフォリオを作成し、就活をしましょう。

これは3ヶ月ぐらいで一気にやることが必要です。時間を区切ってやらないとだれてしまうからです。

また多くの人はキャリアチェンジになると思います。「あ、やっぱ違うわ」となったときに戻りやすいよう短期間で一気に行動することを勧めます。

 

2. 強制的に一気に学ぶ

しかし、当時のぼくは上記のような状況にはありませんでした。Internet Explorerを当たり前のように使い、EXCELやドキュメントソフトを使う程度のPCの素養

CGソフトもblenderの意味のわからない画面と操作で心が折れ、カメラの操作すらできない状態でした。

だからデジハリ(今はオンラインもあるみたい)に通いました。今振り返ると、全部ネットで手に入る学習内容だったなと思います。しかし、それが切った張ったではなくて、おまかせランチのように最初に土壌づくりができたのが良かったです。

もちろん、このコースを受けただけでは土壌づくりに過ぎないので、自分の作品(ポートフォリオ)に力を注がないといけないのですが、そのときも質問しまくれたのが良かった。

その際も答えというよりも、こういうふうに検索すると解決策のヒントが見えてくるとか、こういう仮説のもと対応するとうまくいくんじゃない?とか壁打ち相手になってくれたのが良かった気がします。

それはチームメンバーとのつながりもそうでした。ある程度素養がすでにあるメンバーに「こんなやり方もあるよ」と教えてもらったりと発見のある毎日でした。

今はコロナで状況が違うと思うのですが、オンラインでもなるべくメンバーとつながれるような仕組みのスクールだといいなと思います。気になる方はこちら(リンク)から問い合わせてみてください。

 

どのスクールがおすすめ?

その他、WEBエンジニアの教育事業にも関わった経験から、ぼくだったらどのスクール行くかなと考えてみました。

結論、今はとにかく安くて質問しやすい所が良いと思います。正直カリキュラムの内容はそこまで大差はありません。そこからどのようなポートフォリオを作るのかが大事だと思います。

WEBエンジニアだったらTechAcademyがお手頃価格でいいかなと思いました。デジハリは通学タイプで100万前後だったので、比較してもめっちゃ安くてよい。

個人的には通学タイプのほうが友達もできるし、強制的な環境がでかいのでオンライン完結型スクール DMM WEBCAMP PROとかも候補にします。今はコロナで教室は制限がかかっているみたいなので確認してみたほうがいいですね。

WEBデザイナーの場合はデジハリとLIGが提携しているコースが面白そうと思いました。

ぼくがスクール選びをしたときは、一番気になるところの説明会を受けました。結構ここで良し悪しがわかるし、イメージもつかめたので良かったなと思いました。

少し興味あるかもーという方は、気軽に説明会に参加しちゃったほうが一歩すすめるのではないでしょうか。

 

データサイエンティストについて

こちらは最近話題ですが、あくまでマーケや営業の方が教養+アルファで学ぶべきものかなと思います。文系未経験からはかなりハードルが高い印象を受けます。

「データサイエンティスト なり方」で検索すると出てくることを独学で3ヶ月-半年程度で一気に全部やれば可能性は見えてきますが、そこで「無理かも」と思った方は今のマーケや営業の仕事から活かせないかで学んだほうがいいかなと思います。そのほうが、リアルにイメージもできて実りが多いのではないでしょうか。

ぼくが独学でやらないとすれば、こちらの「データミックス」は値段・内容的に良いかなと思いました。

 

番外編:海外留学

デジハリにいた頃は海外のスクールに行く人も多かったのでさらっと書いてみます。後述するように当時のぼくは結論留学しないと決めたので、留学する方はさらにここから検索をかけてみてください。

留学のメリットは異文化の中でその専門分野について学ぶことができる点、現地で働くチャンスをつかめるかもということです。正直お金が許せば行きたいと思うところをさっくりピックアップしました。

 

CGの場合(アメリカ)

  • カルアーツ:入学激むず
  • ArtCenter College of Design:比較的安そう
  • Academy of Art University:日本人多い、ピクサー系アニメーションが学べる

参考:新・海外で働く日本人アーティスト:MBA取得を目指していた社会人時代から一転、「本当にやりたいこと」のため米国へ 第44回:神崎麻美(Jr.Designer / AppLovin) | 連載 | CGWORLD.jp

 

CGの場合(カナダ)

カナダは少し安そうな印象。

  • Vanarts (Vancouver Institute of Media Arts)
  • Vancouver Film School (VFS)

 

デザイン関係の場合

  • School of Visual Arts(SVA)
  • P.I. Art Center
  • CIID:北欧デザイン

その他:スクール一覧

参考:SVAでのアート学生生活 その1

この本めっちゃ良かった。

今はコロナ下なのでオンライン留学だったらYoutubeと変わらず意味ないかなと感じます(問い合わせたわけではないので、気になる方は更に調べてみてください)。

また予算的に500万以上掛かりそうなので軽く借金しないと無理そう。短期留学で100万~200万な印象。

当時の目的はCGデザイナーに最短でなるということだったので個人制作して実務経験積んでしまったほうがいいかなと思い留学は断念しました。

でもいま振り返ると、デザイナーの場合はある程度ガッツリ美術的な素養を学ぶと半端なくクオリティがあがるので、もっと土台作りしておけばと思いました。別に海外でなくてもいいのですが、時間とお金が許せば強制的な環境で美術漬けは憧れます。

 

ポートフォリオづくり・就活

そしてスクールや独学で学んだあとはポートフォリオづくりです。これはもっと詳しく書かれている素敵なサイトや動画がたくさんあるので大事なことだけ簡単に書きます。

  • フィードバックをもらおう
  • 応募しまくる

この2つです。とにかくスクール講師やメンタなどからフィードバックをもらましょう。フィードバックをもらわないとあらぬ方向へ行ってしまいがちです。

そして応募しまくりましょう。とにかく業界に潜り込むのが大事なので、心が通常の就活の5倍折れるかもしれませんが応募しまくりましょう。

技術が足りないと指摘されることも多いかと思うので、宿題や課題を頂いたりして諦めずに鍛錬していきましょう。

 

「何をしたいのか」

以上かんたんに見ていきました。上記フローを一気にやればスタートには立てるかなと思います。しかし、本質はその仕事を続けられるメンタルが出来上がっているかです。

いかんせん、手に職があれば食いっぱぐれないという部分だけがフォーカスされがちです。個人的にそれは正しいと思います。

今は自分の強みと培ってきたスキル、そしてやりたいことをかけ合わせて最大限自分が価値提供できるような職についていますが、ITクリエイティブスキルを持っていれば大体のことに応用が効くと思っています。

しかし、本質は「何をしたいのか」なのではないでしょうか。以前こんな記事を書きました。

 

【少しの興味】仕事とかやりたいことの見つけ方

 

やりたいこと、少しの興味から始めると、だんだん「やりたいこと、やりたくないこと、勝手にできること、できないこと」が見えてきます。

上記のやりたいことのためのスキル郡は手段でしかありません。「なぜ作るのか」その問の先には何がありますか。

もしあなたがお金をそこそこ稼ぎたいのであるなら、これまでの本業に上記スキルを掛け合わせるほうが、市場価値は上がりやすいです。

もし有名映画やゲームに関わりたいのであれば、きっとCGワークは楽しい仕事であるのは間違いありません。ぼくも有名タイトルに関わっていたときは脳汁がえげつなかったです。

もしクライアントの課題をデザインで解決するためであればデザインは最高でしょう。

もし新しい技術を使って毎日試行錯誤すること自体が好きなのであれば、エンジニアよりの仕事が輝くでしょう。

一方で、「自己表現から世界に発見を」に重きを置いているのであればアーティストサイドのほうが向いているかもしれません。アーティストの場合は、お金に変えるまで時間がかかるので、本業で稼ぎながらの選択になるでしょう。

またこれは会社選びでも同じです。どんな仕事をしたいのか、クライアントの制作をしたいのか、自社制作をしたいのか、大きなタイトルに裁量を持って関わりたいのか。そうした基準も実は密接に関わっているので、時々棚卸しするのが大切だと思います。

参考:デザイナーはアーティストではない|KANA|note

 

よくある質問

1. CGデザイナー、WEBデザイナーとWEBエンジニアどれがなりやすい?

こんな基準で比較している人いないと思うのですが、基本的にエンジニアよりのほうがなりやすいと思います。今現在の需要や情報へのアクセスのしやすさ、目的の明確性から判断しました。

CGであればリガーとかエフェクト系もエンジニア寄りと言われますが、いかんせん自然や筋肉への知見が必要なので、やはりデザイン・アーティストよりだなと思っています。

参考:CG・映像業界ってどんな職種があるの?仕事内容を解説【CG講師監修】 | デジハリ・オンラインスクール

デザイン系は経験的な蓄積から答えを生み出す必要がありますが、エンジニアは解決したい答えが明確な場合が多いです。

どっちもやってみて、自分がどれが向いてるか試してみるのが一番いいと思います。

 

2. 年齢は関係ある?

結論、年齢は関係ありません。どんな年齢層からもジョインできます。必要なのはただ求めるに値する実力だけです。

ただその実力を身につけるために、体力的な面は影響はあると思います。それは個人によるので、体力はつけておいたほうがいいかなと思います。

 

3. スクール生は役に立たない?

個人的にはこれは違います。少なくともデジハリの生徒でも就職できましたし、WEBエンジニアスクールせいだったから就職できないということはなかったかなと思います。

それでも全員がすんなり就職できたわけではありません。やはり競争相手が多いので、「何がやりたいのか」が明確な人は強いし、クオリティも高いなと思いました。

「スクールに行けば就職できるでしょ」という精神だとかなり今後きついかなと思っています。スクールは「きっかけ」でしかないです。仲間から刺激を受けて「作る」、仲間の出来高を見て焦って「作る」、評価されなくて「作る」のが毎日です。

だから、単純にお金のためだけだと挫折してしまう人が多い印象があります。でもそれが悪いとは思いません。たまたまこっちが合ってないだけで、すぐ方向転換できる方がいい進路が歩めると思います。

スクールの場合は返金制度もあるので、すこしやって「こっちじゃない」と直感的に知る機会も用意されているのはいい制度だなと思っています。

 

4. どんな人が転職できているか

作りたいものが明確にある人はかなりの割合で転職できていた気がします。実際、たぶん皆さんがよく知っているであろう作品に関わっている友人が普通にいますし、ぼくも関わっていました。

一点突破の輝きというか思いがわかる表現、なぜそうやって作ったのかの明確な理由、どうなりたいのかを逆算で実行している方は転職できていましたね。

なりたい像、転職したい先の求人から自分の身につけたいスキルを愚直に実行してポートフォリオに織り込んでいる人は将来的にもポテンシャルが高そうだなと評価されるように思いました。参考程度に以下ももどうぞ

 

【超リアル】入りたいホワイト企業に滑り込む方法

 

あと、単純にそれが好きでずっとやっている人。一日中デザインやプログラミングについて調べて、「え、そんなんできるの!!やってみよ」って素直にやってる人は無敵感ありましたね。

ぼくはとにかく効率化とゲームが好きだったので、暇がれば海外メディアが投稿しているプラグインとゲーム開発のチュートリアル探して、試してました。

結局、実務も誰も答えを知らないことが多いので、調べながら課題解決していきます。引き出しが多い人、引き出しの増やし方を知っている人は楽しみながら業務ができる人が多い気がします。

ただこれはやってみて初めて分かるので、試しにyoutubeなどで「WEBエンジニア 入門」などで検索して1時間位触ってみるといいかなと思います。

 

5. 受講料高すぎない?

個人的にはあまり高くないかなと思ってました。だって、転職したらあっという間に元取れるじゃないですか。でも逆に言うと、転職するしか跡がなかったとも言えると思います。

安くないので、元を取りたいがゆえに講師もメンターも制度も使い倒しました。

もっと楽にやりたいんですけどできますか?

普通どうやってここ解決してるんですか?

どういうプラグイン使ってるんですか?

普段どんなサイト見てるんですか?

と気になったことは全部聞きましたね。でもその経験があるから、また時代に伴って新しく出てきた概念やツール(例えば、プログラミングや機械学習など)を勉強するときもかなり応用が効きました。

総じて、「これができなければ、今どうするか」にフォーカスする力が身についたので、かなり仕事で役に立ったなと思います。

でもやはり100万前後(場所代やPC代、CGソフト代が入ってるにしても)は高いので、コロナ下ではオンラインで30万前後でできる所がおすすめです。

最終的には個人がどこに価値を見いだせるかだと思います。

 

6. 英語できないとだめですか?

結論、英語はできなくてもいいですが、素養はあると挫折しにくいと思います。いかんせん、エラー時などは海外メディアに頼ることが多い(特にCG)です。

プログラミングは日本の有志による圧倒的なアウトプットが増えてきたので日本語でもほとんどなんとかなります。しかしそれでも情報の少ないときなどは公式ドキュメントやソースコードに潜らないとわからんとなることも多いです。

そうした部分はほとんど英語で書かれていますが、GoogleChromeで右クリック→サイトを翻訳であらすじを掴んで、それでも不自然なときに英語で読解すればたいていなんとかなります。

このときに少し英語の素養があると挫折しにくいかなと。レベル感としては中学英語くらい(TOEICだと300-400点くらい)あればいいと思います。

いちばん重要なのは、英語苦手と思わないこと。「英語ね、右クリックと」くらいで立ち向かうといいかなと思います。

 

幸せな決断とは

以上いかがだったでしょうか。

今回はあくまでキーワードだけを提示するように心がけて書きました。

実は書くまでにかなり調べて参考にした動画や記事もたくさんありました。そのなかから自分の中に落とし込んで伝えたいところだけ書いてみました。なので、もっと具体的に網羅的に書いてくれというところもあったかなと思います。

でもぼくはいかに多くのキーワードを散りばめられるかのほうが皆さんのためになるかなと考えました。

実はこうした新しい挑戦って自分で調べて、自分で決断するというところが一番重要だったりするからです。いかんせんスペシャリスト系の職種は「自分で調べてトライアンドエラー」が仕事の大半を占めると思います。

これがすでに学び始めのときから始まっているのでは?と今振り返ると思いました。

調べて自分で選択する

それが一番幸せになれます。選択のヒントになるような発見があれば嬉しいです。

以上です。

 

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