【次に備えよ】働くのが辛いのは当たり前じゃない

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今回は、月曜日が憂鬱で、働くのってなんでこんな辛いんだろう。あれ?働くって辛いのと同義ですか?って思っている20代前半くらいの方に向けて書いてみようと思います。

 

働くのが辛い

ぼくは新卒の会社の時、働くの辛いな、月曜が憂鬱だなとずっと思っていました。詳細はこちらで書きましたが、仕事の業務よりもその場で「働く」というのがとてもつらかったです。

給与も待遇も十分生活できるレベルでしたし、世間体も良かった。業務自体も結果だけを切り出せばそれなりに充実はしていました。ただそれはテキストベースにしたときのお話。

その内心は憂鬱まっしぐらでした。自分的ブラック状態と呼んでいますが、今振り返ると以下のような要因があったように思います。

  • 実質残業80時間超え
  • 圧倒的な上下関係、裁量のなさ
  • 休日も電話・顧客対応

前回全体的には残業が少ないと書きましたが、個人的な面で見ると新人はほとんどオールタイムサービス残業をしていました。こうしたことは今思えば、仕事を早くおわす能力の糧にはなっているものの「働く」においてコスパは非常に悪いと感じました。

 

1. エグい残業は人間性を壊す

実際、人間がまともに思考できるのはマックス12時間だと思います。朝9時から夜9時ならギリギリ行けるかなと実体験で思っています。これでも長いと思うのですが、あくまでマックス値です。ぼくはデザイン職をやっていたときは軽く月200時間、会社泊まり込みなども経験して割り出しました。

したがってどんなに頑張ってもマックス月60時間までが人間性を保てるレベルと断言できます。これ以上は、親との会話もイライラし、自炊もしなくなり、寝て起きる、月曜は憂鬱、働くの楽しいなんて妄想って思ってしまうと思います。

 

2. 自分で考えるのが働くの本質

働くって自分で考えるから楽しいんですよね。ぼくも商社にいたときは自分で小さい範囲でなら交渉権を持って仕事ができる機会がありました。これが一番楽しかった。一方で、裁量がなく、とにかく上司の命令待ちの仕事だと、自分の存在意義がなくなって「あれ?俺いる意味ある?」なんて状況になりがちです。

 

3. 休めていますか?

そしてしっかり休めていないとずっと疲れっぱなしです。月曜憂鬱だなと思いながら金曜日に徹夜でゲームして、土曜の昼に起きて、月曜やだなと思いながら休日を過ごしていませんか?ぼくはそうでした。

とにかく金曜夜から日曜の朝までが待ち遠しかった。日曜の夜から憂鬱で、月曜日の朝の電車は最悪。これがサラリーマンの当たり前。働くことの当たり前と思っていました。でも土日出勤ではないし、恵まれてるだろ。

時々イレギュラーな対応はあるけど、頻度で言ったらシーズンによるし案件による。ゴルフも会食もたまにあるけど、まあそれも毎日じゃない。とあくまで自分はホワイトな恵まれた会社にいるのだと取り繕っていました。自分の会社はブラックじゃない。俺が仕事できないだけなんだ。

それがもはや嘘だった。心が全然休まっていなかった。今働いているのは中規模程度のベンチャーですが、毎日憂鬱じゃない。毎日変わっていく情報をキャッチアップしてトライアンドエラー。全然簡単じゃないけど、自分で考えて動けるのがすごく楽しい。

月曜も憂鬱ではありません。一緒に働く人にあの雑談してみよなんて考えています。毎日オフロに入って、読書して12時には寝て、8時に起きて定時ダッシュ。給料はそこまで高くないですが、毎日人間らしく生きています。

 

憂鬱さは会社とのミスマッチが原因かも

ここで大切なのは仕事が難しいから憂鬱になるということではありません。仕事のすべてがいとも簡単に何でもできたら苦労はしません。このできないときに、今どうやったら全体として解決できるのか、今どうすれば解決できるのかを論理的に実現できるような雰囲気がとても大切だと感じています。簡単にいうと失敗してもウェルカムな雰囲気です。

それが体質の古い会社だと、できないことをできないと言ったらできるまで「努力」でやらせようとする。この塩梅は難しいところではありますが、上司との信頼関係の元、どのようにステップアップして地道にやっていけばいいか相談できれば少し違うのではないかなと思いました。

 

ここでだめなら他で使えるわけがない

ぼくの懐かしの先輩諸兄も毎日アドバイスをくださいました。

ここでだめならほかでうまくいくわけない。

だからここで頑張ってこうぜ!( ͡° ͜ʖ ͡°)

うん、嘘でした!全然使い物になってます!

ぼくはどちらかというと気弱な方で、営業に似合わない風貌でした。しかし業界や職種を変えたら、独自の経験則で比較できない価値提供ができるようになりました。いろんな職種をガチ沼でやってきたから提供できる価値が絶対あります。毎日ストレスを抱えるくらいガチ沼でやっているあなたなら絶対大丈夫です。

たとえ、毎日ゲーム実況を見ているだけだとしても、ピンポイントな業界ではそうした人を欲しっています。「ここでだめなら他で使えるわけがない」というのはかなり視野の狭いアドバイスだなと今は思います。こちらで書いたように、もっと広く視野を持ち、就活戦略を考えれば価値提供することは可能です。

具体的には、営業の場合は、業界などによってフィールドセールス、インサイドセールス、カスタマーサクセスなどもあります。もしあなたが少し制作のこともわかるようになればディレクターとしての道も見えてきます。

また特定の業界知識は今流行りのIT企業でも役にたちます。その業界を効率化させたいツールを販売しようとしている企業が必ずあります。介護や医療、物流などもITでなんとか効率化させようと動いている会社も多くあります。そうしたところでは業界経験が活かせる可能性があります。

自分は役に立たないと思い込むのではなく、何が自分として強み(気持ちを込めてできていたか)を振り返ってみて、興味、今後知らなきゃいけないことを掛け算していくとより視野が広がっていくかなと思います。

 

どこにも逃げられない辛さ

そうはいっても、

Nとは違うんだよ。

Nは運が良かった、スキルが合ったんだろ?

いやもしかしたら基礎学力が高かったんだ。

俺は逃げられないんだよ…

となっているのではないでしょうか。検索すればするほど、「レッツ、転職」「レッツ、プログラミング!」というワードを見るたびに、「そうじゃねえ」って思ってはいませんか?

ぼくもそうでした。

転職なんて簡単じゃないよ。

就活も大変だったんだし、スキルもないし、プログラマーとか誰でもなれるわけ無いだろ。

フリーランスで1000万?そんなん情報商材屋よ。

待ってよ、無職になったら、人生終わりか?もう俺の人生終わりか?

なんて考えていました。辞めたいけどやめられない。こうやって石の上に三年いればきっと転職できるはず。転職でPRできるような「実績」が培われているはず。そういうふうに今から数年前の新卒の頃思っていました。

 

いつかではなく今が大事

でもどうですか?いま生きてますか?

その石の上の先には何が見えますか。

石の上で脳死で時間だけ待っていると実績ではなく負債だけになってしまいがちです。転職で求められるのは再現性です。どれだけ自分で考えて行動したかが重要なのです。しかし石の上でその自分で考える機会はありますか。それよりも言われたとおりにやるだけの毎日になってはいませんか。

そうなると結局3年いようと10年いようと、その会社でしか使い物にならないようになってしまいます。しかも心と身体が持たなくなるのです。いつかきっと幸せになれる。結婚して子供と作って。そのいつかはいつ来るんでしょうか?彼女はいますか?そもそも子供はほしいですか?

そもそも、今生きてますか?

 

逃げていいぞ

だからぼくは言いたいんですよね。逃げていいぞって。全部逃げていいぞって。ぼくは当時その言葉だけを聞きたかった気がしました。転職しろとかスキルとかじゃなくてただ休みたかった。空が見たかった。

ぼくが休むべきと言っているのは、いまって正常な判断ができないくらいストレスで埋め尽くされていると思うからです。きっとどんな言葉も判断材料にはなりません。だから休んでいいよ。休んでも人生が終わらないのは確実です。

 

ガチで休む準備をしよう

そのためには休む準備をしっかりしておきましょう。そんなすぐに休もう、やめようなんてできないですよね。ぼくも相当悩み倒しました。なので現実的に休む準備をしましょう。

 

1. 貯金をしよう

まず貯金です。ストレスマッハで散財していませんか?それでストレス解消ができているならいいですが、休むつまり休職や退職を考えるとしばらくニートな人生が待っています。そのときに更にストレスにならないよう貯金はしておきましょう。

 

2. 出費を把握しよう

そして出費を把握しましょう。ニートになったらどれくらいかかるかを確認です。

人によりますがざっくりこれくらいかかりますよ。

費用金額(万円)
住民税1.6
健康保険1.6
国民年金2.3
家賃5
食費1
水道光熱費0.6
通信費0.5

これはぼくの場合ですが、月々12.6万円かかってました。新卒の方だと収入額面20万くらいのアベレージだと思うので、失業保険をもらったとしてもある程度余裕があるかなと思います。ただ、家賃が7万、食費3万、通信費が1万超えている場合はそれだけで出費17万になるのでギリギリ足りないくらいになってしまう可能性があります。

税金の免除などは可能なので、「年金 免除」などで検索してみてください。しかし、個人的には払っておいたほうが無難かと。理由はどんな働き方を選択したとしても、多分日本にいる限り生き続ける可能性が高いからです。いっとき免除してトータルで追納もありですが、収支のコントロールの観点から、支払う前提のほうがイレギュラー対応もしやすいかなと思います。

 

3. 出費を減らそう

その場合は、以下のことをしましょう。なお、これは休み始めてからでも大丈夫です。

  1. 家賃が低いところに辞める前に引っ越す
  2. 自炊をしよう
  3. 安い通信会社に変更しよう

まず辞める前に家賃が低めのところに引っ越しましょう。辞めてからだと信用不安で引越し先が契約できない場合があります。転職先が決まっていればベターですが、決まっていない場合はなるべく都会へのアクセス(片道1時間ぐらい)がしやすいところがいいかなと思います。ぼくは当時3万くらいの鉄骨に住んでました。ど田舎で自然たっぷりで一気にリフレッシュです。

そして自炊しましょう。簡単なものでもいいので調べながら作ってみましょう。時間はあるのでゆっくり作ってみましょう。美味しいし、ストレス解消になりますよ。

ぼくは以下のように変更しました。めっちゃ出費下がりました。

  • 格安SIM(IIJ
  • 光コラボ(mio光
  • 電気・ガス(東京電力で統一)

マジモンでつかっています。

  • 年縛りがない
  • 圧倒的な開発陣の信頼性(多分かなりトップレベル)

めっちゃ偏見ですけど。IIJってすっごい技術マシマシの会社なんですよね。こちらの技術ブログよく拝見してます。ネットでもかなり信頼性がよいです。以前他のSIMも使ってたんですが、全然使い物にならなくて、ネット関係はIIJに統一しました。

他にもいろんなサイトが、紹介していると思いますが、IIJは一歩抜けているかなと。こうしたSIMやネット界隈は参入障壁が下がってきましたが、使い物にならないのも増えてきているので注意が必要だと思います。その他だと、OCN モバイル ONEとかも価格帯も近く安定していると評判なので検討してみるといいかもです。

ガスも東電にしています。出費はあまり変わりませんでしたが、請求書が一緒になったのが楽だなと。

4. 家計簿をつけよう

あと家計簿も付ける癖をつけましょう。ぼくはこちらのZaimをずっと使っています。課金なんて不要で使えますよ。めっちゃ使いやすい。

家計簿Zaim

家計簿Zaim

Zaim Inc.無料posted withアプリーチ

 

ちなみにこちらのアプリの社長の記事も面白いです。未経験からアプリを作って起業された女性社長のお話です。「あ、みんなこうやってプログラミングしてたんだ」って感覚は共感するところがありましたね。

 

休んでからのその後

休んでからのこともざっくり書いておきます。当時のぼくは営業から違う職種にチャレンジしようとしたので以下のようなことをしました。

  1. やりたいこと探し
  2. スキルの勉強
  3. 実績作り
  4. 働きやすい職場探し

それらについても今後書いていきたいと思います。休みまくってゲームしまくって、浄化レベルで正常な思考を取り戻したらできました。今社畜のあなたもきっとできますよ。だってこんなに頑張ってこれたじゃないですか。落ちついて整理すれば、なんとでもなる。ぼくはそう思っています。

以上です。

 

コラム:大学資格について

もしあなたが大卒資格を持っていない場合は、通信大学で大卒資格をとってしまったほうがより選択肢は広がります。

これはぜひご自身で調べてほしい(「通信制大学 比較」で検索してみてください)のですが、個人的には中央大学通信教育課程(法学)が一番候補になるかなと思います。理由は学費の安さ、大学の質、学べることです。つきたい職業から逆算でプログラミングやクリエイティブ等の学問がある大学を選ぶのももちろんありですが、個人的には論理的な思考や法律の知識はどんな職業でも応用が効くからです。

ぼく自身も法学を専攻しましたが、めっちゃ役に立っています。でもどうせ学ぶのですから、自分の興味がある分野、大学がいいですね。また通信制大学では、スクーリング以外に通学しないことが多いので、空いた時間はバイトや更に実績づくりやアウトプットに時間を当てるといいかなと思います。

【少しの興味】仕事とかやりたいことの見つけ方

 

コラム:学び直しの必然

そもそも日本は大学の普通科目からの新卒一辺倒の優遇システムがもはや限界かなと思っています。理系大学を優遇せよとかではなく、ジェネラル的に複数のスキルをかけ合わせて広く価値提供をする選択と、スペシャルで専門を磨いていく選択肢がひろがってくればいいなと感じました。

個人的には総合職というわけでもなく、複数のスペシャルなキャリアを重ねるイメージです。総合職は結局、社会の流動性に耐えられないのです。その会社内でしか応用が効かず、他社に行くと何者でもなくなってしまいます。 

これがより市場の需要にあったスキルを学び直すような価値観が広まればより、社会的な課題もシームレスに解決しやすくなるのではないかなと思っています。

 

学び直しの機会が少ない日本

最近はコロナで学び直しが取り上げられることも多くなりましたが、未だにそうした機会が少ないなと感じました。現状は民間企業がビジネスとしてやるほかなく、質もバラバラで非常に脆さを感じます。職業訓練校なども制度としてはありますが、まだまだ課題は多いと感じます。

個人の資力や選択に委ねられすぎてどれが正しいのかも非常に曖昧なのも課題のように感じます。もしそうした学び直し情報の質の確かさが当たり前の雰囲気になれば、もっと働きやすい、生きやすい社会になるのかなと思いました。

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